温故知新をコンセプトに現在の東京の景色を浮世絵スタイルで描いたアニメーションインスタレーション作品。
浮世絵によくみられる3枚や4枚の絵を並べた構図に挑戦しました。春夏秋冬をそれぞれのフレームで表し、大きな一枚絵となる演出になっています。
東京の毎日の景色の中に懐かしさと新しさを見つけ出すことのできる作品です。
数多くのキャラクターたちがお互いに関わり合う内容の映像になっています。
見ている人たちに「おじさんに雪玉があたった!」、「月の兎がワインを出した!」などいろいろ発見してもらいたいです。
「ただ見ているだけ」という受動的な動画ではなく、「自分で探し出す」という能動的な動画を模索しました。(2010.11制作)
- 2010 Tokyo Midtown Award 2010 :グランプリ
- 2010 Tokyo Midtown Award 2010 :オーディエンス賞